最新テクノロジーを搭載!最新測量ドローンのここが凄い!

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土木施工において、測量にドローンが活用されるようになった昨今、測量そのものの形が変わり、より正確に、より効率よくおこなうことが可能となってきています。

国土交通省が推進するi-Constructionに端を発し、業界全体がドローンの有用性を認識し、さまざまな現場でドローンを取り入れており、その数は日に日に増えています。

今回はそんなドローンを活用した測量の現場に投入される機体について紹介していきたいと思います。

測量ドローンの最新トレンド①:RTK

最近、ドローンの機体にRTKモジュールを内蔵、もしくは機体に搭載したドローンが多く出現しています。RTKとは「リアル・タイム・キネマティック」の略で、ドローンが現場で画像を撮影した際に取得する測位衛星(GNSS)からの衛星データと、撮影した周辺の電子基準点の観測データを元にした補正情報を組み合わせて、cmクラスの測量をその名の通りリアルタイムにおこなうことができる測量方式になります。

通常、ドローンはGPSやグロナスといったGNSSのデータを元に自分の位置を把握して飛行しています。しかし、GPSやグロナスの精度はカーナビやスマートフォンのアプリと同じ程度で、非常に正確な情報が必要である測量の現場にはこれだけでは対応できません。しかし、RTKを使えばメートル単位だったものがセンチメートル単位の精度にすることができるのです。

この方式のメリットは高精度の位置情報を取得できる点にあります。どこでいつ撮影したものなのか、すべての画像に高い精度を誇る位置情報が付加されることで、より正確で効率的な画像処理をおこなうことが可能です。

また、RTKを使うことでドローンそのものをさらに安定的に飛行させることも可能です。これは機体が常に測位データを取得しているため、周囲にセンサーを妨害する遮蔽物があっても安定して飛行ができるためです。

RTK自体は測量の分野においては以前から整備されてきたものですが、ドローンにモジュールを搭載して活用するというアイデアは画期的です。モジュールの小型化やドローンのペイロードの増加、バッテリーによる飛行時間の延長などさまざまな要素が重なり合って実現した形となります。

測量ドローンの最新トレンド②:PPK

一方、最近注目されてきているのがPPK方式です。PPKとはPost Processing Kinematicの略で、日本語では後処理キネマティック方式と呼ばれます。この方式は仮想基準点を使った方式となっており、ドローンに専用のシステムを搭載して飛行させ、その際に取得したデータをソフトウェアを使って後から補正処理する仕組みとなっています。

これにより、測量現場でネットワークに接続する必要がなく、さらに地上基準点(GCP)を設置する必要もないので、山間部や狭隘な場所でも高精度の位置情報を安全に取得することができます。基準点の設置は手間がかかる部分ですので、工程の中でこの部分が省けるには非常に大きく、より効率的に正確な測量を完了することができます。さらに基準点が不要なのでドローンを広く飛行させることができ、より広範囲で正確な位置情報を取得することができるのもこの方式のメリットです。

測量ドローンの最新トレンド③:レーザースキャナー

農薬散布用のタンクのついたドローン

数年前より注目されていたドローンにレーザースキャナーを搭載して測量する方法がいよいよ活躍し始めました。重いレーザースキャナーですが、ドローンのペイロードがアップしたことで機体に搭載することができるようになり、レーザースキャナーによる測量がおこなるようになりました。

レーザースキャナーを使った測量のメリットはなんといっても木々が生い茂るような地形においても、レーザーで直接地形の測量をおこなうことができる点にあります。また、その都度地上にマーカーを置かなくても済むだけでなく、その精度も上空からの撮影と比較すると非常に高く評価されています。そのため、非常に効率的に、そして安全に測量をおこなうことができるようになりました。

まとめ

今回は測量用ドローンの進化と最新テクノロジーを搭載した機体について紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?これまで人間の手でおこなってきた危険なミッションも、ドローンが代替してくれることで危険な目に遭うことなく短時間で、そしてクオリテ高い画像をお見せることができるようになります。今後もますます測量用のドローンは発展を続けていくでしょうから、この領域から目が話せませんね。

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