これから秋の紅葉シーズンになるにつれて、動画共有サイトなどでは美しい日本の秋の景色を空撮したムービーが多く登場してきます。
春の桜のシーズンと秋の紅葉はドローン空撮を始めるのにピッタリの季節。
多くの方がそういった動画を見ると「自分もやってみたい」と思うようです。
そこで今回はそんなこれからドローンで空撮を始めてみたいと思っている人にオススメしたい機体を紹介していきたいと思います。
ぜひこの秋はドローンで素敵な風景を空撮してみてください。
G-FORCE「INGRESS」
これまでも何度か紹介してきましたG-FORCEから、新しいドローン「INGRESS」が登場しました。
この機体は、小型182gと非常に軽量ながら、その小型の機体の中に非常に多くの機能を持った機体となっています。
GPS搭載インテリジェントフライトを楽しむ
まず、注目なのはGPSを搭載していることでしょう。
これにより、GPSを活用したさまざまなインテリジェントフライトを楽しむことができます。
例えばアプリで表示された地図の所定の場所をタップし航路を設定すると、機体はその通りに飛行してくれるマルチポイントモードや、操縦者をフォローして一定の距離と高度を保ちながら飛行してくれるフォローミーモード、そしてもちろん飛び立った地点に自動で帰還するリターントゥホームモードも用意されています。
GPSがあることで自動航行が可能となり、さまざまな楽しみ方ができるのが大きな特徴です。
FPVフライトで臨場感溢れる飛行を
また、スマートフォンに専用アプリをインストールし、機体とスマートフォンをWi-Fi接続することでFPVフライトも楽しむことができます。
パイロット目線の臨場感溢れる飛行を楽しむことができるのも、この「INGRESS」の見逃せないポイントでしょう。
その他の機能
さらに、小型の機体ながら機首にはフルHD(1920×1080)動画に対応した高性能カメラを搭載しており、広角レンズと相まって美しい空撮をおこなうことができます。
飛行時間も連続フライトで約13分飛行させることができるなど、そのスペックは小型ドローンとは思えない性能を持っています。
これだけの性能を持ち、専用のケースも付いて24,800円というリーズナブルな価格なので、これからドローンを使った空撮をスタートさせたい方にぜひオススメしたい1機となっています。
「INGRESS」の 特徴
- 小型182gと非常に軽量で多機能!
- GPSを活用したさまざまなインテリジェントフライトを楽める
- マルチモード・・・経路設定で自動飛行してくれる
- フォローミーモード・・・操縦者に追従して飛行してくれる
- リターントゥホームモード・・・飛び立った地点に自動で帰還してくれる
- FPVフライトでパイロット目線の臨場感溢れる飛行を楽しめる
- フルHD(1920×1080)動画対応の高性能カメラを搭載し、広角レンズで美しい空撮が可能
- 連続フライトで約13分飛行可能
- 専用のケースも付いてリーズナブルな価格帯
ハイテックマルチプレックスジャパン「LARK」
続いては、こちらも何度か紹介したことがあるドローンメーカー、ハイテックより7月に発売された新型機「LARK」です。
こちらは重量80g、全長180mmというマイクロサイズの機体ですが、このサイズの機体にありがちなフラフラ感がなく、非常に落ち着いた飛行を実現している画期的な機体となります。
高度センサーとオプティカルフローセンサー搭載で初心者にも安心
注目はこのサイズの機体としては珍しい高度センサーが搭載されていることでしょう。
これにより上下の安定感が非常に高く、止めたい高度でしっかりとホバリングさせることができます。
また、機体の下部にはオプティカルフローセンサーを搭載し、風が吹いても流されることなく、定点でしっかりと機体を保持してくれます。
そのため、初心者でも安心して飛ばすことができる小型ドローンとなっています。
専用アプリでおもしろ自動撮影
また、スマートフォンに専用のアプリをインストールすると、さまざまなおもしろ自動撮影ができるようになるのも、この機体の特徴です。
例えば、Vサインを出すと3秒後に自動で写真を撮影してくれたり、カメラに向かって手を広げると自動でビデオ撮影になります。
また、顔認識機能もありますので自動でドローンが対象物を追いかけるようなこともできます。
その他の機能
さらに、手のひらサイズの機体ながら機首にはHD画質(720p)の小型カメラを搭載しているので、安定感の良い飛行の中で、気に入ったシーンを撮影して楽しむことができます。
前後左右上下すべての方向で安定感のある飛行ができますので、狙ったシーンをしっかりと撮影することができるのではないでしょうか。
スピードも3段階で調整できるなど、初心者からベテランまで広く楽しむことができる小型ドローン「LARK」。
どこへでも持っていけるコンパクトサイズの機体ですので、ぜひ携帯して、出先で出会った美しい風景を撮影してもらいたいと思います。
「INGRESS」の 特徴
- 重量80g、全長180mmというどこへでも持っていける手のひらサイズ
- 高度センサー搭載で止めたい高度でしっかりとホバリング
- オプティカルフローセンサー搭載で風に流されず、定点で機体を保持
- 専用のアプリでおもしろ自動撮影ができる
- Vサインをだす・・・3秒後に自動で写真を撮影
- カメラに向かって手を広げる・・・自動でビデオ撮影
- 顔認証・・・自動でドローンが対象物を追いかけることも可能
- HD画質(720p)の小型カメラを搭載
- スピードも3段階で調整でき、初心者からベテランまで広く楽しめる
エアクラフト「Sunly Alpha CAM 4K」
多くの輸入ドローンやRC飛行機を取り扱っているエアクラフト。
そのエアクラフトから発売されているのが、小型ドローン「Sunly Alpha CAM 4K」です。
インドアとアウトドアに対応
この流線型で近未来的なデザインの機体は、屋内飛行用に装備されたオプティカルフローセンサーと赤外線センサーにより、インドアでも抜群の安定感の中で飛行させることができます。
一方でアウトドアではGPSだけでなくGLONASSも補足することでGNSSの信号をしっかりとキャッチして、高精度のフライトを披露してくれます。
CMOSセンサーを搭載で4K撮影
機首の13HDカメラはSONYのCMOSセンサーを搭載し、美しい4K映像に対応。
ブレのない飛行はそのままブレのない高画質な映像を撮影することができるようになるだけでなく、3軸電子式の手ブレ補正も付いているので、理想的な空撮が楽しめるのではないでしょうか。
スマートフォン操作で空撮初心者にもおすすめ
また、この機体には一般的な送信機は用意されておらず、スマートフォンにアプリをインストールして、そのアプリを立ち上げてスマートフォンで操縦することになります。
タッチスクリーン操作のほか、音声制御や体性感覚操作による3種類の操縦モードを持っていることも特徴のひとつでしょう。
そのデザインもあって、小型ドローンの最先端を彷彿とさせる「Sunly Alpha CAM 4K」は、これから空撮を始めたい人に最適な1機です。
安定した飛行はそのまま安全で安心な飛行とも言えますので、ぜひこの「Sunly Alpha CAM 4K」をチェックしてみてもらいたいと思います。
「Sunly Alpha CAM 4K」の 特徴
- オプティカルフローセンサーと赤外線センサーでインドアでも抜群の安定感
- アウトドアではGPSにGLONASSも補足しGNSSの信号をしっかりとキャッチ!高精度のフライトを楽しめる
- 13HDカメラはSONYのCMOSセンサーを搭載し美しい4K映像に対応!
- 3軸電子式の手ブレ補正付きで、理想的な空撮が楽しめる
- スマートフォン操縦のため、タッチスクリーン操作・音声制御・体性感覚操作の操縦モードを持っている
まとめ
この秋注目の小型ドローン3機をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
最近のドローンは小型機でも以前のハイスペック機と変わらないほど高性能かつ多機能となっています。
日本の美しい秋をぜひ空撮して頂いて、日本とドローンの素晴らしさを再認識して頂ければと思います。
新着記事
- ドローン用アプリ | 分かってそうで分かっていない!?ドローン用語の基礎知識⑭ (2020年08月29日)
- 次代を担うドローンオペレーターを育成!隆盛を極めるドローンスクール! (2020年08月28日)
- 鳥獣対策:産業用ドローン最新トレンドウォッチャーVol.28 (2020年08月22日)
- 産業用ドローンの新しいスタンダード!DJI「Matrice300 RTK」の可能性 (2020年08月16日)
- トイドローンから本格的な空撮ドローンへステップアップ! (2020年08月09日)