GS Proで自動飛行をやってみた~体験レポート~

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GS Pro は前から気になっていたアプリですが、現在はiPad用でしかリリースされていません
私はAndroidユーザーですので一生懸命Android用を探したのですがリリース予定も発見できませんでした。残念です。

しかし、今回使ってみた感想を先に述べると「素晴らしい!」の一言に尽きるものでした。
そこで今回はこのGSPを実際に使ってみた内容を紹介したいと思います。

DJI  GS Proとは

DJI  GS PRO
重要な飛行ミッションを簡単に

GS Pro (Ground Station Pro)はDJIの機体の自動飛行を制御または計画するように設計されたiPad用アプリです。明瞭で簡潔なインターフェイスにより、iPadを数回タップするだけで複雑な飛行ミッションを設定できます。GS Proは事前に設定したウェイポイントで自動的に写真を撮影します。また、精密マッピングに必要とされる精度に対応しています。バーチャルフェンス機能により、指定区域内で機体の最大高度と最大速度を設定することで、安全性と使いやすさが向上しています。GS Proは、これらの機能を使うことで、空撮、建設業、精密農業、エネルギー産業、捜索・救助、安全管理など多様な産業用途での効率を飛躍的に高めます。

引用元:https://www.dji.com/jp/ground-station-pro

撮影モード

GSPで行える自動飛行の種類は「フォトマップ」「バーチャルフェンス」「計測撮影領域モード」「計測撮影建物モード」「ウェイポイント飛行経路指定」の5つです。

今回は「計測撮影領域モード」→「地図上指定」の紹介を行います。
つまり撮影した写真から3Dモデル化(点群生成)する為の撮影モードになります。

点群生成の工程

ドローンを使用して点群生成する工程の概要は以下の通りです。

①対空標識の設置及び座標値の測量
②ドローンで撮影
③専用ソフトで写真を結合及び点群生成

*今回紹介できるのは②の点群生成するための撮影方法に留まります。

この方法で撮影された写真を専用ソフトに読み込ますことにより点群が生成されます。

*写真から点群生成を行う為には対空標識が必要であり、各対空標識の座標を求めておくことが必要です。
概要としては下記、「早速使ってみる」の設定で撮影した写真に対空標識が映り込むことで点群の精度を確保するというものです。

ドローン用の後処理ソフト

メジャーな専用ソフトは下記の通りです。

引用元: http://www.kobeseiko.co.jp/uav_soft.html 株式会社 神戸精光

プロパティの確認

DJIのドローンで撮影された写真のプロパティを開けば、緯度、経度、高度の情報を確認できます。
この情報が写真から点群生成する過程で精度に貢献するようです。

早速使ってみる

1.現在位置を表示

「計測撮影領域モード」→「地図上指定」と進むと現在位置が表示されます。

2.撮影範囲を決定

地図上にタップし撮影範囲を決定します。

工事現場だと地図上との景色が全く違いますので、範囲の指定がしづらいはずです。「機体位置で指定」がオススメかもしれません。

3.基本設定

撮影範囲が決定した後は「基本設定」です。

カメラモデル

使用する機体を選択します。DJIの機体は全て選択肢に含まれています。
例えば、Inspire2等の機体では搭載するカメラも複数ありますが大丈夫です。
DJI製のカメラであればちゃんと選択肢にあります。
本来であれば使用するカメラの焦点距離から画角を割り出し、撮影高度等を決定しなければなりませんが、このGSPはすべてアプリがやってくれます。
カメラの専門的知識は不要です。素晴らしいの一言に尽きます。

カメラ方向

コースと平行で大丈夫です。

撮影モード

点群を生成する為には写真毎のラップ率が重要になります。
「等距離間隔で撮影」「等時間間隔で撮影」「ホバリング撮影」の3つから選択可能です。
ホバリング撮影(機体の移動を停止して撮影)は撮影姿勢が安定して良さそうですが飛行時間が長くなることとウェイポイント数が増えるというデメリットがあることが分かりました。
広範囲の撮影には不向きと言えます。「等時間間隔で撮影」がオススメかもしれません。

飛行経路生成モード

区域内モードで大丈夫です。

4.詳細設定

次は「詳細設定」です。

飛行経路上の画像オーバーラップ率

国土地理院の推奨通り90%

飛行経路間の画像オーバーラップ率

国土地理院の推奨通り60%

コースアングル

ジンバルピッチ

-90°(カメラは真下に向きます)

5.飛行速度の設定

次は飛行高度の設定です。

「飛行高度」をスライドさせることにより高度が変化します。
それに伴い飛行速度(ホバリング撮影以外を選択した場合)と飛行経路が変化します。
何度も言いますが素晴らしいの一言に尽きます。

6.自動飛行開始

以上の設定が完了したら飛行開始をタップして自動飛行の開始です。

うまく自動飛行できたのか…
GSPの素晴らしい働きの全容をぜひ動画でお楽しみください!

 

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