災害時のドローンの役割

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2018年7月19日現在、平成30年7月豪雨による各地の被害状況についてはここで多くを語るに及ばないほど連日のように報道されています。

その報道の中でドローンやヘリにより撮影された映像が、被害の状況をより分かりやすく伝え、我々により大きなインパクトを与えているように思います。

この災害により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、未だ避難生活を強いられている方々の生活が一日も早く元に戻ることを願っております。

今回はこの豪雨の影響で崩落した現場の映像をお届けし、災害時におけるドローンの役割とは何かを考えていく回にしたいと思います。

平成30年7月豪雨

平成30年7月豪雨(へいせい30ねん7がつごうう)とは、2018年(平成30年)6月28日から7月8日頃にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方など全国的に広い範囲で記録された台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨。同年7月9日に気象庁が命名した。(引用Wikipedia)

提供:国土地理院

ドローンによる崩落現場の撮影

つい先日、大阪府某市にてこの豪雨により崩落した山道の法面保護工事の現場をドローンで撮影することになりました。

おそらく吹付枠工になるのだと思われますが、撮影時にはまだ地質調査段階であり、当然アンカー等の寸法も決定していない段階でした。

微力ではありますが、災害復興に少しでも貢献できたことに感謝しております。

ドローンの役割を考える

これは私の持論になってしまいますが、我々がドローンに求める一番の役割というものを考えたとき、私はやはり低コストによる“情報”の提供なのだと考えます。

ドローンにより撮影された歴史的建造物も、上の写真のような災害地も、我々に新たな情報を低コストで提供しています。

例えば斜面の崩壊等により孤立してしまった被災地に救援物資を運搬するなどの物理的な役割もドローンにはあるかと思います。

もちろん、救援物資を被災地に届ける役割は重要で、ドローンに期待されている役割です。

物資搬送用ドローンによる実証実験|引用:https://www.dronetimes.jp/articles/2922

しかし、救援物資を届ける前に、まず先に「その災害地が本当に孤立してしまっている」という情報が必要となります。

現状は主に写真による情報提供が災害時におけるドローンの活躍の場です。

この情報の質を例えば簡単に三次元的にすることにより向上させることができれば、軍や自衛隊の救助計画も、その後の復旧工事計画も質が向上されるはずです。

しかしそのような理想的な情報を提供してくれるドローンが登場するためには、機体等のハード面の向上、スキャナーの小型化、ドローンに搭載するAIの登場と超えなければならない倫理的問題等々の課題が山積みです。

グーグル、軍用ドローンへのAI提供に抗議し一斉退社|引用:http://blogos.com/article/297317/

おわりに

ドローンの歴史はまだまだ始まったばかりですが、今後、開発が進む中で、災害時のドローンの役割はさらに活躍の幅を広げていくことでしょう。

 

 

 

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