機体の制御関連用語|分かってそうで分かっていない!?ドローン用語の基礎知識⑥

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最近出てきたソリューションとマーケットだけに、ドローンに関する用語はどれも馴染みの薄いものばかり。普段から何気なく使っているものの、意外とその本当の意味や内容を理解できていないものもあるのではないでしょうか?

ここではそんなドローン用語を徹底解説。「ドローン用語の基礎知識」と題して、ドローンに関するさまざまな用語を分かりやすく紹介していきます。第6回のお題は「機体の制御関連用語」です。ドローンの制御には独特のワードを使います。今回はそんな機体の制御関連のワードを紹介していきたいと思います。

Part.1:スロットル

その名の通り、ドローンのスロットルになります。RC飛行機やRCヘリの場合は、スロットルを上げていくとエンジンやモーターの回転が上がっていき、機速がついて高度が上がっていきますが、ドローンの場合はセンタースティックとなっており、センターから上に上げれば機体は上昇、下げれば降下していきます。ほとんどのドローンは固定ピッチですので、モーターの回転数が高ければ上昇し続け、回転数を下げていくと機体も降下していきますが、あまり回転数を落としてしまうと急降下になってしまい、ハードランディングになってしまう恐れがあるので注意が必要です。

Part.2:エレベーター

エレベーターは機体の前後の移動を司る機能です。エレベータースティックを前の倒すと機体は前進し、後ろに倒すと機体は後進します。前進時は機体は前に傾き、後進時は機体は後ろに傾きます。前進する際は前方向のモーターの回転数が遅くなり、後ろのモーターの回転数が速くなります。後進時は逆に後ろのモーターの回転数が遅くなり、前のモーターの回転数が速くなります。機体が移動時に前傾姿勢、もしくは後傾姿勢になるのはこのためです。

Part.3:エルロン

エルロンは機体の左右の移動を司る機能です。エルロンスティックを左に倒すと機体は左へ進み、右に倒すと機体は右に進みます。左へ進む際は機体は左へ傾き、右へ進む際は機体は右に傾きます。左へ進む際は左側のモーターが遅くなり、右側のモーターが速くなります。逆に右に進む際は、右側のモーターが遅くなり、左側のモーターが速くなります。エレベーター同様、機体が移動時に傾くのはこのためです。

Part.4:ラダー

ラダーは機体の左右の旋回を司る機能です。ラダースティックを左に倒すと機首が左を向き、右に倒すと右を向きます。左を向く際は、左前と右後のモーターの回転数が速くなり、右前と左後のモーターの回転数が遅くなります。逆に、右を向く際は、右前と左後のモーターの回転数が速くなり、左前と右後のモーターの回転数が遅くなります。エレベーターやエルロンと異なり、ラダーのみの旋回の場合は機体が傾くことはありません。

Part.5:ホバリング

ホバリングとは、一定の場所と高度を保ちながら飛ぶことで、その一箇所に機体を留まらせることを言います。一見簡単なようですが、実は非常に難しく、風の影響を受けながらフラフラする機体を一点に止めることは非常に高度なスキルが必要でした。しかし、現代のドローンにおいては、GPSや各種センサーによって機体が自律でホバリングをするようになっており、よっぽどの強風でない限り、風で流されることもなく、一点でホバリングをしてくれるようになっています。しかし、小型機などでは風に耐えられず、流されてしまってホバリングができないこともあります。

まとめ

ドローンの操縦関連ワード、いかがでしたでしょうか?地上の走行物と異なり、ドローンは前後左右だけでなく上下(高度)の概念もあり、その操縦は複雑です。しかし、ドローンの自動操縦に任せっぱなしにするのではなく、イザという時のために、しっかりと自分で意のままに操縦できるよう、操縦練習をしておくことが大切です。これからも安全に注意して、楽しいドローンライフをお楽しみください。

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