今回のテーマは「ドローンで地盤をはかる!」です。
道路やトンネルなどの地盤の状態を確認する際は、弾性波測定器を用います。
弾性波測定器を用いれば、地盤を伝わる弾性波(※1)の速度から、地盤の状態を確認することができます。
※1 弾性体中を伝わる弾性振動。音波や地震波は弾性波の一種。
弾性波の速度を求めるためには、「弾性波を送り出す送信機」と「弾性波を受け取る受信機」を設置する必要があるのですが・・・
測定ポイントが多い場合は、受信機を何度も何度も移動させなければなりません。
これが結構大変です。
しかし、もしもドローンが代わりに受信器を運んでくれれば、そんな手間はなくなります!
自分たちは座ったまま、いろいろなポイントをはかりに行けるわけです。
果たしてドローンでそんなことが出来るのでしょうか?
失敗すればドローンは只では済みません。
だけど成功すれば人類にとっては大きな一歩となる、そんな実験の様子をご覧ください。
※音が出ますので再生にはご注意ください。
- 《今回使用した機材》
- ドローン Phantom 4 Pro
- 弾性波測定器 PS-1 NEO
- ロープ(センサ取り付け用)
- 操縦士1名
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