ドローンとエンターテイメント|産業用ドローン最新トレンドウォッチャーVol.22

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月に一度、キーワードを元に最新の産業用ドローンのトレンドを追いかけていく本企画。第22回のテーマは「ドローンとエンターテイメント」です。産業用ドローンと聞くと、空撮や測量、農業、災害対策などが思いつきますが、ドローンを使ったエンターテイメントの世界も実はかなりのマーケットがあります。

最近ではさまざまなイベントにて多数のドローンを飛ばしてアーティスティックな空間を演出したり、ドローンレースがイベントを盛り上げたりする事例も多く出てきています。

そこで今回は「ドローンとエンターテイメント」の今と今後の展開について深堀りしていきたいと思います。いわゆる「オカタイお仕事」ではなく、華やかで未来を予感させるドローンを活用したエンターテイメントの世界。ぜひ注目していってもらいたい領域です!

大規模イベントでドローンが大空を演出!

ドローンとエンターテイメント、と聞いて真っ先に思いつくのが、大型イベントで同時にドローンが飛行し、夜空を彩るシーンではないでしょうか?実際に、大型のスポーツイベントや新年を祝うイベントなどでドローンが同時に何十機、何百機と飛行し、事前に設定してあるプログラム通りに夜空を軽やかに飛行しながら人々を魅了するシーンは、ドローンが活躍する近未来を予言しているかのひょうな華やかなものです。

これらの特徴は、何と言っても同時に同じような機体を何百機と飛行させるところでしょう。事前にプログラミングされたドローンたちは、指示通りに粛々と飛行し、夜空に美しい景色を再現してくれます。こういったドローンの動きのプログラミング開発は、欧米の大手IT企業からスタートアップ企業まで、さまざまな企業がおこなっており、機体開発と相まって非常に注目されている分野です。

エキサイティングでド迫力のドローンレース

一方、エンターテイメントというと、ドローンレースを思い浮かべる人も多いと思います。多額の賞金が懸かった海外のレースも多く報道されているため、その凄さを見たことがある人も多いでしょう。

ドローンレースは規定で決められた範囲内でレース用の機体をチューンナップし、時速200km/hに迫るスピードでコースを駆け抜ける競技です。操縦者は機体のカメラからくる映像を専用のゴーグルで見ながら操縦し、瞬時の判断で旋回や上昇、スピードを上げ下げしたりします。

この競技は特に若い人に絶大な支持を集めており、ティーネイジャーを中心に多くの選手が参戦しています。瞬時の反応と大胆なフライトテクニックはむしろ若い人のほうが有利と思えるほどで、大人顔負けの高速フライトを披露する10代のフライヤーが多く登場してきており、世界中で一大ブームとなっています。

日本においてもFAIが初めて公認した大会が、2019年秋に開催されたモーターショーの公式イベントとして開催されるなど、その認知は日に日に進んでおり、近い将来、日本からも世界トップレベルのフライヤーが登場することでしょう。

TVやCMで活躍するドローン

最新の「PHANTOM4 Pro」。5年の間にここまで進化したドローンが、次の5年でどう変化していくのか。今から興味は尽きない。

ここまではドローンそのものが主役でしたが、エンターテイメントの世界でもドローンが陰で活躍するケースもあります。そのひとつがTV番組やCM、MVでのドローン空撮です。最近、TVを見ていると「あ、このシーン、ドローンで撮影したな!」という場面を多くみます。最近のドローンはプロの現場でも通用するするような高画質な映像を簡単に撮影することができるようになっており、既にTVやエンターテイメントの世界において、ドローンはなくてはならない存在となっています。

まとめ

世界中の空を飛んでいるドローン。そのほとんどはリポバッテリーを使って飛行している。

このように、ドローンはエンターテイメントの世界に深く入り込んできており、インフラ点検や農業、測量などとは違った新しい価値を生み出しています。今後はますますドローンを活用した新しいエンターテイメントが登場し、一般の人にも広く認知されていくことでしょう。

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