絶対に理解しておきたいリポバッテリーの取り扱いの注意点

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ドローンを飛ばすために必要な重要アイテムとしてリチウムポリマーバッテリー(以下、リポバッテリー)があります。ドローンのモーターを回す動力源として、リポバッテリーはなくてはならないもの。現在、世界で飛行しているほとんどのドローンがこのリポバッテリーを使って飛行しています。

そんなリポバッテリーですが、最近ではパワフルな飛行をさせるために非常に高い放電能力を持っていたり、長時間飛行を実現するために高容量のものが出現してきました。しかし、リポバッテリーはひとつ取り扱い方を間違えると発火する危険性があります。そこで今回はリポバッテリーを取り扱う際に覚えておきたい注意点を紹介していきたいと思います。

充電時の注意点

リポバッテリーを取り扱う際に一番注意しなくてはいけないのが充電時です。リポバッテリーの事故で一番多いタイミングがこの充電時とも言われており、特に初心者の方は注意が必要です。

まず、リポバッテリーを充電する際は、何かあった際にすぐに充電を中止できるように充電器やリポバッテリーの側にいるようにしましょう。充電しながら外出してしまったりするのは厳禁です。実際に、充電していて買い物に行き、帰宅したら火事になっていたという事例もあります。目が届くところに必ずいるようにしましょう。

また、最近の充電器はさまざまなバッテリーを充電できるマルチタイプのものが多くなっています。便利なのですが、充電するバッテリーのタイプを間違えると大変なことになります。リポバッテリーを充電する際は必ずリポバッテリーモードにして充電するようにしましょう。

他では、充電する電流値にも注意が必要です。最近では大容量のリポバッテリーが多くなっていますが、あまり高い電流値で高速充電するのは危険です。充電の基本は1C充電です。充電時間の短縮を図りたいのはわかりますが、高速充電はリポバッテリーを痛める原因にもなりますので、1C充電を守るようにしましょう。

リポバッテリーを使用する際の注意点

さて、実際にドローンにリポバッテリーを搭載して使用する際にもいくつか気をつけたい点があります。まずは、リポバッテリーの温度です。冬場にアウトドアで使用する際に、リポバッテリー自体が冷え切ってしまっていると、本来の能力が出ず上空でもパワー不足に陥ることがあります。車内で温めたりしたりして、人肌程度をキープして機体に搭載するようにしましょう。

また、飛行させる際は常にリポバッテリーの残容量に注意して、残りが25~30%程度で降ろすようにしましょう。特にFPVフライトの場合、離陸地点から遠くへ機体を持っていくことができますが、帰りのバッテリー容量も考えなくてはいけません。帰還した際に残りが25~30%程度になっていると、リポバッテリーも壊れにくい傾向にあります。リポバッテリーは決して使い切ってはいけません。適切な容量を残して使用を終えるようにしてください。

さらに、機体を手元に戻したらリポバッテリーの様子をしっかり確認しましょう。もし、膨らんできていたら、それは内部で不具合が起こっている証拠です。そのリポバッテリーは使用を注意して、適切に処分するようにしましょう。処分の仕方は次の項目で説明します。

保管時の注意点

逆にリポバッテリーは普段はどのように取り扱えばいいのでしょうか?ベストは日の当たらない場所に防火防水用の入れ物に入れて保管することです。保管時はコネクター同士が当たってショートしないように、キャップを付けておくことを忘れないようにしましょう。

リポバッテリーを保管する際は電圧を60%程度まで下げて保管します。充電器にはストレージモードというものがあり、これを使うとリポバッテリーの電圧を適切な値まで下げることができます。リポバッテリーは残容量がゼロになると壊れてしまいます。一方、パンパンに充電されている状態も危険です。適切な電圧で保管するようにしてください。

さて、前項で出ましたが、膨らんだり、形状が変化してしまったような、不具合の起こったリポバッテリーは絶対に使わないようにしましょう。そういったリポバッテリーはまずは塩水に浸けます。するとリポバッテリーから泡が出てきます。その後、泡が出なくなったらお住まいの自治体で決められた方法で廃棄処分します。処分方法は自治体によってですので、事前に確認しておくようにしましょう。

まとめ

今回はドローンにおけるリポバッテリーの取り扱い方について紹介しましたがいかがでしたでしょうか?リポバッテリーはパンチ力があり、容量も大きいものもありますのでドローンの飛行には最適なのですが、取り扱い方を間違えると発火の危険性があります。必ずここに記載した事項をよく確認頂いて、安全で楽しいドローンライフをお楽しみください。

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