DJIの小型ドローン「Mavic Air」と「Mavic Mini」を較べてみた!

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2019年10月に発表され話題となっているDJIの小型ドローン「Mavic Mini」。コンパクトなサイズながら、その高性能さと200gを切る重量による航空法の規制外ということもあり、どのショップでも品薄状態となっています。

そんな「Mavic Mini」よりシリーズでひとつ上のサイズになるのが2017年に発表された「Mavic Air」です。よりコンパクトでリーズナブルながら、高いスペックを誇るこの機体は、そのスタイリッシュさと相まって、こちらも大きな人気を博しています。

今回は兄弟機ともいえる両機を比較してその魅力を見ていきたいと思います。

機体サイズと重量

まずは機体サイズを比べてみましょう。「Mavic」シリーズですのでアームを折りたたむことができ、運搬時はコンパクトに運ぶことができるのは両機に共通する機構です。さて、「Mavic Air」ですが、広げた状態でのサイズは16818464mm(LHH)です。対角寸法は213mmで、重量は430gとなっています。一方、「Mavic Mini」は、広げた状態でのサイズは16020255mm、対角寸法は213mmで重量は他の国のバージョンでは249g、日本仕様ではバッテリー容量を削って199gに合わせてきています。このスペックだけを見ると、実は両機のサイズはあまり変わらないことがわかりますが、重量だけは大きく違うことが理解できるはずです。

飛行時間

続いて飛行時間を見ていきましょう。バッテリーに3セル23754mAhリポバッテリーを採用している「Mavic Air」は、最大飛行時間が25km/hの一定速度で飛行時で21分となっています。一方、前述の通り、バッテリー容量を削って機体を軽くした「MAvic Mini」は、2セル1100mAhのものを採用しており、無風で12km/hの速度で飛行時に測定すると18分となっています。飛行時間そのものはあまり大きく変わりませんが、バッテリーが3セルと2セルで違います。これは最大飛行速度に影響してくる点でもあり、Mavic AirがSモードで68.4km/hのところ、「Mavic Mini」はSモード時で13m/s=46.8km/hとなり、大きな違いを生み出しています。高速で移動する被写体を空撮する際は「Mavic Air」のほうが有利といえるでしょう。

ジンバル

カメラを支えるジンバルはスムーズで美しい空撮を実現するたけになくてはならないデバイスのひとつです。「Mavic Air」と「Mavic Mini」ともにチルト、ロール、パンに対応した3軸ジンバルを採用しており、手元からジンバルを操作して理想的な空撮をおこなうことができます。

カメラ

空撮をする上でその性能差がハッキリと出やすいカメラですが、双方とも小型機とは思えないハイスペックなカメラが用意されています。まず、「Mavic Air」ですが、1/2.3インチCMOSセンサーを搭載し、有効画素数が12MPのものとなっています。動画の解像度は4K Ultra HDでは38402160 24/25/30pに対応可能。最大ビデオビットレートは100Mbpsで、静止画は40563040(4:3)、40562280(16:9)となっています。

対する「Mavic Mini」も、1/2.3インチCMOSセンサーを搭載し、有効画素数が12MPと同様のスペックとなっており、動画は2.7Kの27201530 25/30pに対応。最大ビデオビットレートは40Mbpsで、静止画は40003000(4:3)、40002250(16:9)となっています。スペックだけみると4K動画撮影ができる「Mavic Air」に軍配が上がる気がしますが、あれだけ小型の機体でここまで高性能なカメラを搭載できる「Mavic Mini」の凄さにも驚きです。

障害物検知システム

機体の周囲に障害物がある場合、それを検知して回避や機体の動作を止めるシステムは、安全にドローンを運用んするのに非常に大切です。「Mavic Air」では前方と後方、そして下方に障害物検知システムが搭載されています。検知可能な範囲は前方が0.5~24m、後方が0.5~20m、下方が高度範囲で0.1~8m、動作範囲が0.5~30mとなっています。一方、「Mavic Mini」は、下方のみの搭載で、動作範囲は0.5~10mとなっています。障害物検知の領域においては「Mavic Air」に一日の長があります。

撮影モード

両機にはさまざまな撮影モードが用意されており、これを活用することでオリジナリティ溢れる撮影をおこなうことができます。まず、「Mavic Air」で注目は32MPスフィアパノラマ撮影ができることでしょう。25枚の画像を8秒で合体させ、まるでクリスタルに映り込んだような映像を楽しむことができます。また、スローモーション動画やHDR写真にも対応しているだけでなく、被写体を追いかけるアクティブトラックやロケット/ドローニー/サークル/ヘリックス(螺旋)/アステロイド(小惑星)/ブーメランの6種類のクイックショットが用意されています。また、手の動きだけでドローンを操作して撮影などができるスマートキャプチャーも搭載。さまざまな楽しみ方ができる機体となっています。

一方で「Mavic Mini」は、4種類のクイックショット(ドローニー/サークル/ヘリックス/ロケット)が用意されています。残念ながらアクティブトラックやタップフライといった機能はないものの、クイックショットをうまく活用することで、クリエイティブな作品を作ることができるのではないでしょうか。

価格

最後に価格を比較しましょう。DJI公式オンラインストアですと、「Mavic Air」は105,820円(税込)、「Mavic Mini」は、46,200円(税込)となっています(2020年1月11日現在)。本格的な空撮まで検討するなら

まとめ

ここまで「Mavic Air」と「Mavic Mini」の各部の比較をまとめてきましたがいかがでしょうか?両機は価格自体は倍くらい違いますが、その価格差は4K撮影ができたり、豊富なフライトモードや撮影モードが搭載されていたり、飛行時間が長いといった点になってきます。一方で、「Mavic Mini」はリーズナブルでしかも航空法の規制対象外(飛行時は周囲の安全に十分にご注意ください)という大きなメリットがあります。この価格でこれだけのテクノロジーをよく搭載してきたな、と逆に関心してしまうものとなっています。ご自分の撮影スタイルや予算、そして見た目も含め、よく比較検討してみてはいかがでしょうか?

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