ロードマップで知る|ドローン産業の現状把握と技術開発

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皆さんはDrone Fundをご存知でしょうか?
Drone Fundとは千葉功太郎氏が立ち上げた「ドローンスタートアップ特化型ファンド」です。

Drone Fundウェブサイト:http://dronefund.vc/

そして、千葉氏はDrone Fundの2号ファンドを今年8月1日に設立すると発表しました。
この「Drone FundⅡ」に本田圭祐氏が投資家として参加すると盛り上がりました。
ドローン業界にとっては多額の資金援助が期待されるため今後の技術開発に期待が持てます。

このように、ドローン業界が盛り上がりを見せていますが、そもそも「ドローンの技術というのは現状どの程度のものであるのか?」「ドローン産業の目指すゴールはどこなのか?」と疑問に感じてはいませんか?

今回はドローン産業の技術開発の現状と目指している技術について触れていきたいと思います。

現状と目標

実は経済産業省から小型無人機(ドローン)のロードマップが出ております。

経済産業省から出されている小型無人機(ドローン)のロードマップ

引用サイト:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/

引用PDF:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/pdf/shiryou6.pdf

●ロードマップでの目標計画

  • 2017年~: 目視内(操縦飛行)の運用
    1. 特区・私有地など特定範囲内での運搬
    2. 災害現場の情報収集(空撮、計測等)
    3. 各地のインフラにおける実用
    4. 公共測量、工事測量 等
    5. 農薬散布 等
  • 2018年頃~: 目視外・無人地帯での運用
    1. 荷物配送(主に離島や山間部等)
    2. 災害現場における捜索
    3. 救助支援、複数機連携
  • 2020年代頃~: 目視外・有人地帯での運用
    1. 都市を含む地域における荷物配送
    2. 発災直後(有人・過酷環境下)の多数機出動

ロードマップでの最終的な目標は有人地帯での目視外運用になっております。
産業用のドローンで話題になったドローン宅配サービスや警備ドローンなどもこの最終フェーズに該当します。
現状では目視内での実践的な運用というのは達成されており、これからの課題は無人地帯での目視外飛行になります。
目視外での運用が本格的に始動してくるので、自動航行技術が発達していくわけです。
また、物流・災害対応・インフラ維持管理・測量・農林水産業と分野も分かれており、今後益々分野に特化したドローンが登場しそうですね。

では、このような技術開発をどこで行うのでしょうか?

技術開発施設のオープン

上記のロードマップを見てわかるように分野に別れたドローンの開発が必要になってきます。
私の業界では測量・インフラ維持管理が該当しているのですが、現況の既設構造物を使用するのは色々大変そうだと思われます。
そんな悩みを解決してくれる施設が2018年今年からオープンするようです。

それが「福島ロボットテストフィールド」です。

今年(2018年)からオープンする「福島ロボットテストフィールド」は様々なドローンの試験運用が可能です。

画像引用:福島ロボットテストフィールドWEBサイト

橋梁・トンネル・プラント施設・市街地・斜面崩落現場などを再現してくれているエリアがあり、試験運用にはもってこいの施設です。
2018年はプラント施設が開設予定でその他は2019年になるとの事です。
完成が楽しみですね。

まとめ

今後益々進化していくであろう産業用ドローンですが、資金・開発施設が充実してくようですので、進化もスピードが非常に速そうです。

2020年には有人地帯での運用と聞いて間に合うのか?と思われた方もおられたと思いますが、ドローンの開発には産官民が一丸となってきており、年を追う毎に大きな変革を見せてくれております。

ドローンの活躍がどこまで飛躍するのか非常に楽しみです。

 

 

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